A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

Grass Roots Guitars G-SE-58M/SC

Yngwie Malmsteen

ストラトを使うようになったここ数年、イングヴェイ・マルムスティーンが気になっています。ちなみに初期3部作は当然好きですが、エクリプスまでのポリドール時代が好きです。ファイアーアンドアイス以降は、マンネリと思いつつもアンリーシュザフューリーまでは聴いていました。そんな感じでイングヴェイモデルのストラトキャスターが、欲しくなってきたのですが、中古でもそこそこ高いので、フェンダーメキシコのプレイヤーストラトキャスタースクワイヤのラージヘッド辺りで妥協しようかと考えていました。

◇Grass Roots Guitars G-SE-58M/SC

そんな時、見つけたのがグラスルーツのスキャロップのストラトタイプのギターG-SE-58M/SCでした。本家のイングヴェイモデルのジャパン、U.S.A.と比べると圧倒的に安いです。グラスルーツのスキャロップでは無い普通の指板のストラトG-SE-50とは、8000円しか違いません。スキャロップ加工のモデルは、基本的に高価ですので、お手軽にスキャロップを試すにはちょうど良いのでは無いでしょうか。

◇G-SE-58M/SCの印象

製造は、中国製のようですが、造りは予想以上に良いです。ギターマガジンの10万円以下ギター・セレクション【エレクトリック・ギター編】でいくつかギターを比較していますが、グラスルーツのギターは、組み込みの確かさとフレットの仕上げが格別とのことです。

◇スキャロップフィンガーボード

ネット情報ですが、ローズ指板のG-SE-58Rはリッチー仕様の浅めのスキャロップ、メイプル指板のG-SE-58Mはイングヴェイ仕様の深めのスキャロップらしいです。実際に、深めのスキャロップでフレットの仕上げも問題ないです。ネックは、メイプルの貼り合わせなのでスカンクストライプはありません。ネックの太さもちょうど良い感じで、それほど強く弾くタイプでは無いので、スキャロップもそれほど違和感ありませんでした。

◇ハードウェア

ボディカラーは、キャンディアップルレッドです。トレモロブリッジは、ウィルキンソン製です(製造年によって違うかもしれません)。ウィルキンソン製の方は、アームがスナップインで、テンション感を調整するため、弦を通す孔の深さが浅く、前後の位置も各弦で異なっています。サドルはヴィンテージタイプですが、横方向にずれにくいように溝が掘られています。

◇コントロールキャビティ

ボディのザグリは、シングルコイル専用で弁当箱では無いのは、少しうれしいポイントです。導電塗料は、コントロール部のみです。ピックアップは、ポールピース自体がマグネットのタイプで音も良いですが、イングヴェイファンなら当然交換でしょう。電装系もしっかりしていますので交換の必要は無いと思います。ボディ材は、

◇ハードウェア(2)

ペグはクルーソンタイプですが、スプリットシャフトでは無いく、ロトマチックのように横から弦を通すタイプです。ここは、気分的に交換したいですね。ナットは、プラスチックですが、初期のイングヴェイはブラスナットに交換していませんので、このままいきましょう。