A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

EP12 Guild Foxey Lady

改造したファズボックスの#2の方は、一体何なんだろうか?
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当初は、筐体の感じ、サウンド的にビッグマフ系なのかと思っていました。

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ラムズヘッドとトライアングルマフは、筐体の大きさが違っているのに気が付きまして、筐体の大きさからトライアングルマフのように思っていました。ただ、トライアングルマフにしては、ノブとスイッチの位置が少し違うのに気がつきました。

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こちらは、ギルドフォクシーレディの初期モデルです。クロームの筐体。オンオフスイッチがほぼ中央位置、ノブの間にパワースイッチがあるのが特徴です。

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オンオフスイッチの位置、ノブとパワースイッチの痕跡、少なくともこのレプリカのファズボックスは、フォクシーレディで間違いないでしょう。

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フォクシーレディは、ビッグマフの先祖と言われていますが、どんなサウンド何でしょう。非常に気になっていたんですが、あまり情報はありません。海外サイトでフォクシーレディの初期モデルの中身を見ると、コンデンサみたいのが一つだけ?何なんでしょう?

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モズライトのファズトーンは、マエストロのファズトーンに対抗してEd Sannerさんに設計してもらったようです。初期は、普通の基盤の回路、その後樹脂固めらたたもの(Sprague製と言われています)、その後また普通の回路に戻っているようです。先ほどのフォクシーレディの回路は、第2世代だと思われます。

1967年頃にギルド社は、モズライトにファズの製造を依頼します。その際、コントロールノブとパワースイッチをトップの位置にジャック位置を変更したようです。1000台程度作られたとのことです。

気になるファズライトのサウンド何ですが、Youtubeで調べてみましたが、普通の人がイメージするモーモー系、サイケデリック系のファズでした。ブラウンサウンドとはかなり遠いと思われますので、ファズとして使っていたのは初期の頃のみかも知れません。そして、その後にスイッチボックスとして、もしくは別の回路を移植したのではないかと思われます。