A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

Stephens Design Vintage Lab

ヴァンヘイレンの2枚目以降のブラウンサウンドは、それほど歪んでいないのに歪んで聴こえます。理由としては、歪みで得られる倍音は疑似の倍音、ピックアップが拾うのは本物の倍音で、両者は似て非なるものです。P.A.F.ピックアップは、本物の倍音を多く拾うのでブラウンサウンドが得られるのでしょうか。
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数あるPAFレプリカの中でも海外のギターライター、デイヴハンターさんも認めたステファンズデザインを入手しました。

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https://www.youtube.com/watch?v=o4oE3_wiXAw 

「ステファンズデザインは、現在手に入るもので最もオリジナルに近いでしょう。デイヴステファンは、14年間を巻線パターンの研究、金属成分の冶金分析、その他の詳細な調査に費やしました。その結果、14個の部品の金属加工およびめっき処理し、ビンテージPAFを再現しました。さらに、実際のコイル巻きパターンを正確に再現するため、独自の自動ワインダー(ギブソンPAFは機械巻きであり、手巻きではないことに注意)を製作、ワイヤもビンテージ仕様に最も近いものとしました。最終的には、部品の80パーセントが社内で製造され、残りも可能な限りビンテージに近い素材を調達しています。そのサウンドは、クリーン、クランチ、ディストーション、またどのポジションでも、本物のPAFピックアップの肉迫しています。本物の59トーンを求めるならこれしか無いでしょう。」

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PAFレプリカには、単純に好きか嫌いかとは別に、本物にどれだけ近いかといった点もポイントだと思います。PAFレプリカを謳うピックアップは数多くあルのに、比較動画があるメーカーは意外と少ないように思います。ステファンズデザインは、比較動画がやたらと多いです(本人作で演奏が微妙ですが)。こちらは、かなり古いですが本物のレスポールとの比較です。

https://www.youtube.com/watch?v=aABkcSmBuGg

似ているか似ていないかの感じ方は個人差があると思いますが、比較動画があって実際に弾いてみれば、ある程度本物のイメージは掴めると思います。実際に弾いた印象ですが、なるほどこんな感じなんだと同時にやっぱり良いねと思いました。ステファンズデザインは、動画の印象よりも、そして他のメーカーよりも粘っこい(絡みつくような)感じが強いです。 ニュアンスが出やすいので、下手な身だと粗が出ますw。やっぱり、倍音を多く拾うので、歪み少なめでも歪んでいるような感じ出ますので、ブラウンサウンド感は強いです。まあ、この辺は普通のピックアップで歪みを強めにした場合との差は、微妙だと思います。以前は、PAFレプリカ最高って感じでしたが、最近は良い歪みペダルがあればそれほど必要無いかなと思ってます。