A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

Lee Jackson Amps

ティーヴヴァイは、3台のホセMODマーシャル、1台はリージャクソンMODのマーシャルを使用していたとのことです。80年台にマーシャルMODで有名だったもう一人のリージャクソンについても調べてみました。

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リージャクソンは、ポールリヴェラのところでアンプの改造を始めます。その後、フェンダー社を経て、1983年にメタルトニクス社をスタートします。改造マーシャルは、高崎晃、RAT、ジョージリンチの使用が有名なようです。

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こちらは、ジョージリンチの改造マーシャルになります。

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ホセ改造と同じようにINPUTジャックの一つにコントロールを追加しています。内容は、マスターヴォリューム、"PRE-AMP "のゲイン、"BALZ"というディストーションのコントロールの3つのようです。詳細は不明ですが、ブースターとディストーション(クリピングダイオード付きのブースター)を追加しているのではないかと思いますジョージリンチは、あまり気に入らなかったようで、その後ノーマルに戻しているようです。

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ジョージリンチの改造マーシャルの1台は、ポールギルバートのところに行ったとの話もあるようです。リージャクソンは、91年にAmpeg社のVLシリーズにデザインを手がけています。

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ザックワイルドもリージャクソンのアンプを使用していますした。Metaltronixの製品も使っていたようです。80年代はアメリカでハードロック、ヘヴィメタルがブームでしたが、それらを支えたのがホセとリージャクソンの改造マーシャルでした。