A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

Farewell GOAT. Early VH Demos.

・GOAT

GOATとは、Greatest of all time(史上最高)を意味するようですね。最近は、あまり情報も無かったのですが、とうとうお別れの時が来てしまいました。史上最高のギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレン氏のご冥福をお祈りします。

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Youtubeでは、過去のデモ音源を聴くことができます。デビュー前のデモ音源としては、5つあると思われますので、それぞれチェックしてみました。リンクは貼りませんので、興味のある方は検索してください。

1)グリッターデモ(1973~74)

先日、初代ベーシストのマークストーンが亡くなったこともあり、初期のデモ音源を聴いていました。一番古いグリッターデモが、GlitterとGentlemen of Leisureで、73,74年ごろのマンモス時代と言われており、ベースはマークストーンと言われています。録音状態が、あまり良くないので、ベースの音はあまり聴こえません。

2)チェロキーデモ(1974)

次は、チェロキーデモで、74年の録音と言われています。ベースは、マイケルアンソニーのようです。3drアルバム収録曲の原曲等(Angel Eyes,Believe Me,Simple Rhyme,Take Your Whiskey Home)が聴けます。録音状態は、少し良くなっていますが、ギターの音は、以前と同じように感じます。

3)アンノウンデモ(1975~1976)

 その次が、アンノウンデモで収録場所(ハウンドドッグスタジオとも言われています)、時期とも不明です。その後アルバム収録曲の原曲等(Babe Don't Leave Me Alone, Fools,Ice Cream Man,She's The Woman, Woman In Love)が、収録されています。ここまでは、おそらくフェンダーなどの小型コンボにギルドか、その他のファズを使っているように思われます。

4) ジーンシモンズデモ (1976)

 ジーンシモンズデモ は、かなり完成度が高いですし、録音状態も良いです。その後のアルバムの原曲が多いですが、アレンジが少し違ったりします。アーミングが無いので、全てアイバニーズのデストロイヤーを使っていると思われます。この頃は、ブースター(ファズ)+マーシャルアンプと言ったところでしょうか。オリジナルテープがあるのなら公式に発売してほしいところです。

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5)ワーナーブラザースデモ (1977)

ワーナーブラザースデモ は、1stアルバムのレコーディング直前ですので、機材類は、1stとほぼ同じでしょう。アレンジ等完成度は高いので、デラックスエディションのボーナスディスクでの発売が期待されます。