A Different kind of truth

初期ブラウンサウンドはファズなのか?

Brandonwound T Top Humbucker

◇Brandonwound Pickups

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ブランドンワウンドを入手したのは、3年以上前だったんですね。大分前に取り付けていたんですが、レビューしたいと思います。

◇The Song Remains the Same

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ハードロック好きな人は、P.A.F.と言えばジミーペイジ、ゲイリームーアあたりをイメージする人が多いように思います。ジミーペイジファンの理想のトーンは、ライブで言うとロイヤルアルバートホール派とマジソンスクウェアガーデン派に分かれるようです。具体的には、ロイヤルアルバートホールの頃がP.A.F.期、マジソンスクウェアガーデンの頃がT-TOP期になります。個人的には『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』(The Song Remains the Same)が印象深かったので、マジソンスクウェアガーデン派です。ちなみにこの映画のDVDは2007年に豪華版が発売され、DVDと同じ音源のサウンドトラックも最強盤もリリースされていてます。ところが、この最強盤はオリジナルのCD(レコード)とは内容が異なっているので、マニアは両方を持っているようです。

◇How the West Was Won

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ジミーペイジが、ピックアップを交換したかは72年2月のオーストラリアツアーの頃と言われています。IVの発売が71年11月、聖なる館のレコーディングが72年1月から5月、6月のLAフォーラムの公演が、伝説のライブ(How the West Was Won)としてレコーディング。翌73年3月に聖なる館が発売、7月のマジソンスクェアガーデンで狂熱のライヴがレコーディングとなります。となるとP.A.F.時代は、スタジオアルバムで言うとIIからIV、T-TOP時代は、聖なる館以降のスタジオ盤と伝説のライブと狂熱のライヴのライブ盤になります。

◇JP-#1

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JP-#1は、72年以降のジミーペイジをモデルにしています。ですので、ネック側が'59クローンタイプ、ブリッジ側がT-TOPなので、ポジションごとに両者の違いが感じられて面白いです。なんとなく狂熱のライヴの雰囲気がします。T-TOPはつまらないとか、特徴の無い普通のピックアップと言われますが、クセが無いぶんファズとの相性は良いように思います。また、センターポジションでミックスにすると、性質の異なるピックアップの組み合わさった魅力的なトーンが得られます。T-TOPは、ローが薄くややトレブリーで出力も控えめですが適度なエッジ感があり、最近の個性的なピックアップと比べると、逆に新鮮に感じたりします。

◇T Top Humbucker

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ブランドンワウンドのT-TOPですが、ジミーペイジ、ジェフベックの雰囲気はあるのですが、マイケルシェンカー、ランディローズ、アンガスヤングとはどうもイメージが違う感じがします。考えられる理由は、T-TOPが時代によってトーンが異なる。あるいは、マイケルやランディのギターは、T-TOPでは無いことも考えられます。少し、気になったので少し調べることとしました。