70年代のGRECOのU-D,U-1000,U-2000は同じピックアップらしいとのことですので、77年製のUシリーズと思われるピックアップをテストしてみました。
U-2000は、ハムバッキングピックアップ特有の粘りのあるサウンド、高音部の泣きが特徴。U-1000は、くせのないハムバッキングピックアップ。ウルトラパワーと温かみある音質が特徴。以前、SUPER70(U-1000)も試してみましたが、アルニコ8なのでパワーがあると言われていますが、それほどパワーのあるタイプではありませんでしたが、U-2000も同程度のパワーのように感じました。GRECO(MAXON)のピックアップは、直流抵抗値は8KΩ以下とT-TOPの同程度ですが、AWG42の直径0.064mmよりやや太い0.065mmの銅線を使っていたため、少しブライトなのではないかと考えています。
フジゲン製のレスポールで"ファズ"を使用しテストしてみました。ちょっと音量が大きいので注意願います。
以前、ファズ以外で試した時は、全然良く感じなかったのですが、Uシリーズのブライトで低めのパワーは、ファズとの相性は良く全体的に雰囲気が出ているように思います。