ここで、フランケンシュタインの歴史を振り返ってみましょう。
*デビュー前
・サンバーストのフェンダーストラトにダブルクリームのマイティマイトのハムバッカーです。ブリッジや配線系は、フランケンに引き継がれたかも知れません。
・シャーベル(ブギーボディ)の無塗装ボディに自作ピックガードにゼブラのマイティマイトのハムバッカー。ネックは、おそらく上記のフェンダーでしょう。
・一見、サンバーストとは別の黒のフェンダーのストラトのようですが、上の恐らくシャーベルを黒にペイントしフェンダー製ピックガードを付けたようです。ピックアップは、引き続きゼブラのマイティマイトのハムバッカー。
*VAN HALENはレコーディング(1977/8/31〜9/8)後に白黒フランケンが登場。ネックを取り替え、ピックガードも上記の無塗装のものです。
・白黒ボディに2つのノブにシャーベル(ブギーボディ)のネック(1977/9)。ピックアップは、P.A.F.では無くステッカーナンバードでしょうか。その後、1ノブ化しVAN HALEN 1st Tour (1978/3〜12)で使用します。
*Van Halen II(1978/12~1979/1)をレコーディング。ここから先は、有名なんで簡単に紹介します。
・レコーディング終了後(1979/1)に赤をペイント。
・VH2ツアー(1979/3~10)の途中でスネイクに付いていた黒ヘッドのネックに交換。ピックアップは、熱で変形したり、ニッケルカバーの時期もありました。
*Women and Children First(1979/12~1980/2)
・(World Invasion)ツアー(1980/3~11)は、フロイドローズが初登場。黒ヘッドからバンブルビーのネックを移植。ピックガードも少しまとめに。ダブルクリームのピックアップは、セイモアダンカン製でしょうか。
*Fair Warning(1981/3~4) ・FWツアー(1981/5~10)ピックガードが変更、ブリッジ部にコインが取り付けられています。ピックアップは、黒ボビンになります。
*Diver Down(1982/1~3)
・DD(Hide Your Sheep)ツアー(1982/7~1983)では、21Fのネックを22Fのネックに交換したり、ファインチューナー付きのプロトタイプのフロイドローズに変更。
・US Festival(1983/5/23)では、クレイマーのネックが取り付けられ、フロイドローズも新しいものになります。おそらく、ブリッジ位置を変更しています。1984は、1983年にレコーディング。1984ツアー(1984/1~9)では、5150がメインでフランケンは引退。