A Different kind of truth

ブラウンサウンド関係の記事は、月に1度の更新予定です。

Blackout effectors MUSKET

ファズをすごく大雑把な分類をすると、トランジスタが1つだとトレブルブースター、2つだとファズフェイス、3つだとトーンベンダー、4つだとビッグマフって感じでしょうか。ビッグマフは、スーパトーンベンダーとほぼ同じ回路ですので、トーンベンダーの進化系と言えなくも無いですが、ファズでもディスーションでもない分厚いサウンドです。

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ハイゲインディストーションとも近くいろいろなジャンルに使えるので、ファズ関係では最も人気が高いと思われます。そのため、回路ごとのモデルた派生モデルも数多くあり、 個人的に気にいっているのが、Blackout EffectorsのMusketです。

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実は、マフ系ペダルを聞いて連想したのが、ドッケン時代のジョージリンチでした。ジョージは、マーシャルも愛用していましたが、ランドールのトランジスタアンプの使用も有名です。ランドールのアンプの中身がどうなっているのかはわかりませんが、トランジスタが歪んでいるのなら、ファズと似たような音になるのだと思います。

音は、それほど造り込んでいないんですが、トラジンスタアンプっぽい歪みになったと思います。

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プレイする際に参考にしたのが、ちょっと前のダンカンのジョージリンチモデルのハムバッカーsuperVのこちらの動画なんですが、またダンカンからジョージリンチモデルのhuneterってピックアップが発売になったようです。中身は、ディストーション系のようです。

Basic Audio Scarab Deluxe

ヴィンテージファズは、回路の仕様変更、パーツの仕様やメーカーの違い、バイアスの設定と同じ音のファズは無いとも言われるほどです。さらにそのレプリカで音を追求しようというのは、かなりの難題でしょう。実際のところ、もうちょっとこうならと、かなりの台数のファズを購入することになってしまいました。実際にエディが使っていたファズを探すのは、あるいは実際に使っていたかも含め、かなり難しいでしょう。ここで頭を切り替え、ファズの種類はなんでも良いから、ファズ系のエフェクターでブラウンサウンド目指したらどうだろうかと考えることにしました。

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歪みの種類は、真空管ダイオードトランジスタによる差は、決定的な違いを生みますが、ローが出るとかミドルが足りないとか音域的なところは、調整できた方が便利じゃ無いか。そういった合理的な考えで作られた現代的なファズが、海外では結構あります。あちらでは、ヴァーサタイルファズなんて呼ばれていますが、日本ではディストーション、オーバードライブに近いファズと分類されています。この手のペダルで海外フォーラムで人気が高いのが、Basic Audio Scarab Deluxeです。

最初のシャーベルのギターを使ったところは、意外とブラウンサウンドっぽいと思いませんでしょうか。このペダルは、トーンベンダー系ってことですが、トーンをかなりいじれますので、ハイゲインアンプっぽい音も作ることができます。前回の動画は、実はこのペダルを使っています。

Mighty Mite Model 1300 Humbucker

ダンカンによるディマジオのスーパーディストーションのコピー品とは、いったいどんな感じなのでしょう。ダンカンの昔のエディモデルのカスタムとは、どう違うんでしょう。

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スペック的には、ほとんどスーパーディストーションと同じなんですが、やっぱり少しダンカン風に感じます。コイル等の素材やターン数の違いで微妙に味付けが変わるのでしょう。では、ダンカンカスタムとはどうかと言いますと、同じセラミックマグネットでも厚みが違うので、カスタムよりもパワーがあります。ディマジオよりもダンカンのディストーションとカスタムの中間と言った方が、近いように思います。

暖かくなってきたので、ゲルマニウムファズを使ってみました。ファズとディストーション系ピックアップだと歪が強すぎますね。ディストーション系ピックアップの場合は、アンプ直、もしくはブースターの方が雰囲気でるかもしれません。

 

DEEPER’S VIEW

DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜【デジマート・マガジン】

かなり有名だとは思いますが、毎回とても楽しみにしています。

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大好きなのが、ヴィンテージファズの紹介です。ヴィンテージファズの紹介は、ユーチューブなんかでも見ることはできますが、セッティングや特徴をここまで丁寧に紹介しているものはないでしょう。トーンベンダー編では、なんとセッティングによってはマーシャルアンプに似ているという解説はさすがです。ファズに関しては、ユーザーが少ない上、ジャンルも偏っているので、なかなかどんなサウンドなのかは実際に入手してみないと分からない部分が多いのですが、こういう説明だととても参考になります。

EP3 Big Muff

ブラウンサウンドのトーンベンダーMk2の可能性を確かめるためにレプリカを入手してみました。始める前は、そんな可能性ないだろうと思っていたんですが、意外とそれっぽい感じで、正直、意外とアリかなって思いました。そもそも真空管アンプ、ファズ、オーバードライブてどう違うって考えたことありますでしょうか?アンプライクなペダルとオーバードライブってどう違うのだろうか?そもそも歪みペダル とプリアンプってどう違うのだろうか?そんなことを考えるようになりました。

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真空管アンプ真空管で、ファズはトランジスタで、オーバードライブ・ディストーション系ペダルはダイオードで歪みを作る。結局、歪みを作る要素の違いが歪みの違いを産むのでしょう。いくらブースターを掛けて派手に歪ませても真空管ではモコモコに歪むだけ、トランジスタのように激しくてもキレイな歪みは得られない。初期ブラウンサウンドはトランジスタの歪みのように感じました。

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トーンベンダーmk2で無いとすると他のファズの可能性も浮上してきました。トーンベンダーで無い方のファズbox#2の筐体は、ビッグマフのように見えます。

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 ビッグマフには、いくつかヴァジョンがありまして、ノブの間隔からするとラムズヘッドよりかは、トラインアングルマフのようにも見えます。 

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ヤングギターのイラストに近い感じですとギルドのフォクシーレイディにも似ています。

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この初期のモデルの中身は、エレクトロハーモニクスではなく、モズライトのファズライトのようです。

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筐体の形は、モズライトのファズライトのようにも見えます。このようにファズは、派生モデルやヴァージョン違いが多い上、未だに知られていないようなモデルもあります。ブラウンサウンドが、ファズだとしてもそのモデルを特定するのはかなりの困難が予想されるのでした。

Old Mighty Mite Pickups

エディが、1stアルバムのレコーディングで使っていたと言われるマイティマイト製のピックアップですが、幾つか入手してみました。

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これは、レアなオリジナルケースです。ディマジオとほぼ同サイズですが、色が少し異なります。

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Model #1300 Distortion Humbucking Pickups

基本的には、ディマジオのスーパーディストーションのコピーモデルですが、ボビンに孔がないので識別できます。マグネットは、ディマジオ同様に厚めのセラミックですが、コイルワイヤーの材質、ターン数が違うと言われています。

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Model #1800 Humbucking Pickups

モデル1300のポールピースをスラッグに変更したものです。ボビンをよく見ると、他社で孔の空いている位置に丸いモールドの跡が確認できます。コイルを保護するテープが、ボビンに埋まるように巻かれているのも特徴でしょう。

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Model #1400 Vintage Humbucking Pickups

外観はモデル1300と似ていますが、コイルワイヤーの太さが異なり直流抵抗値が小さいです。マグネットは、他モデル同様の厚めのセラミックで、おそらくディマジオのスーパー2に相当するものと思われます。

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モデル1300とモデル1800は、ブラス製と思われるベースプレートです。

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錆が多くてわかりにくいですが、モデル1400のみクロームカラーのベースプレート(材質は不明)です。モデル1300とモデル1400は、ベースプレートで見分けることができます。

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ボビンに孔はありませんが、モールド跡のようなものが確認できると思います。ポールピースの形状は、識別できません。

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特徴のあるコイルの保護テープの巻き方が、確認できると思います。ベースプレートの色は確認できません。

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ストラトのピックアップをシャークに移植したとすると、ヘキサポールピースなのでモデル1300(もしくは1400)でしょう。

Ep2 Jimmy Page

ブラウンサウンドはファズなのだろうか?だとしたらそのファズは、何なのだろうか?

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エディは、クラプトン好きを公言していますが、使用機材に関してはジミーペイジと重なるものが多いようです。サウンド的には、オールドP.A.F.があればよかったので使用頻度は低いですが、ギブソンのダブルネックやレスポールは、ジミーの影響で入手したのではないでしょうか。

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マーシャルアンプにマエストロのエコープレックスの組み合わせ。

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MXRのフェイズ90もジミーの影響のように思えます。そう言えば、ドロップDチューニングもジミーの影響のように思えます。

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そして、ジミーと言えば、何と言ってもトーンベンダーマーク2でしょう。ヤードバーズテレキャス時代から使用が確認されています。

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ツェッペリンレスポールの時もジミーサウンドを語る上で決して外せないのが、トーンベンダーでしょう。さてこのトーンベンダーですが、こんなサウンドです(演奏はかなりやばいですが)。一般的なジリジリ、もこもこのファズのイメージとは、違うと思います。

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 エディのファズボックス#1は、筐体に線のような縁があるように見えます。ひょとすると貴重なVOXのトーンベンダーマーク2なのかも知れません。トーンベンダーマーク2は、製造数は非常に少なくかなり入手困難ですので、盗難にあったためにそのサウンドを再現できなくなったという説もあり得そうです。また、マーク2の回路自体も21世紀になるまで謎に包まれており、リイシューものですら間違った回路であったことは、今では有名な話です。本物は入手困難、正確なレプリカも無いとなると誰も再現できなかったのも当然なのかもしれません。

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果たしてトーンベンダーマーク2が、ブラウンサウンドの正体なのでしょうか?それともマーシャル購入以前に使っていただけなのでしょうか。