A Different kind of truth

ブラウンサウンドの異なる真実。月に1度の更新予定です。

Fuzz Resitance Episode 0

今から5年ほど前のことであったでしょうか。

こんな動画もあったことから、ブラウンサウンド研究で有名なメトロアンプフォーラムでもアンプ+ヴァリアックにマイティマイトのピックアップが真相ではといった流れでした。

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しかし、やはりSecret Pedal はあったのでは無いかと言う説も消えることはありませんでした。

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エコープレックスでは無く、ユニボックスのエコーがブースターではないだろうか。そこで、ハンドルネームmr.twistyneckという人物は、ユニボックスのブースター回路は、カラーサウンドのオーバードライバーとほぼ同じ回路であり、スローバックのレプリカをブースターとして使用することにしたのでした。

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 上の画像が、その時のペダルボードの配置です。

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アンプ類は、一番上の画像のように71年製のsuper leadにヴァリアック(約90V)、さらに音量を下げるためHotplateも使用していたようです。4X12のマーシャルキャビネットは、65Wのセレッションらしいとのこと。

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オーバードライブは、ゲイン0でマスター最大の完全なブースターとしての使用のようです。

http://www.twistyneck.net/SP/080612ITOband.mp3

公開された音源は、アンプ直よりもかなり雰囲気がでており、ブースター系を使っているのではないかとの思いが強くなりました。実際にオーバドライブブーストを入手してみるとゲインを上げた方が、よりらしくなります。そして、インタヴューを読むと改造したファズを使っているとの発言があり、これはひょっとしたらひょっとするのだろうか。。。

Road of Resistance - Prologue -

今から……ファズレジスタンスの全てを話そう……。

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この地は巨大勢力"真空管アンプ"の圧倒的な魔力によって、全てが支配された世界。真空管アンプ直結、真空管アンプを再現するオーバードライブ以外の歪みペダルは全て有害と見なされ、ファズも例外ではなかった。(元ネタは、babymetalですw)

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1960年代に登場したファズは、その刺激的なサウンドで席巻し、ジミ・ヘンドリックスのみならず、ジミーペイジ、ジェフベック、ロバートフリップ、デビッドギルモア、ミックロンソンなど未だにそのサウンドを求めるファンがいるのは日本ではあまり知られていない。レンジマスターのようなトレブルブースターを含めるなら70年代のハードロック系のほとんどのギタリストが使用していたと言っても過言ではないであろう。

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しかし、ファズの時代はそう長くは続かなかった。1970年代後半になるとナチュラルな歪みが求められるようになり、マスターボリューム付きのアンプ、ICチップを使ったオーバードライブ等の登場により、ファズペダルは過去の遺物となり、そのほとんどが製造中止となり、わずかにビッグマフが細々と発売されるのみであった。1990年代には、過激な音を出す飛び道具的に一部で復活するが、60年代のファズサウンドを知る人間は極一部しかいなかった。

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さあ、時は来た。進め、答えはここにある。それがファズレジスタンス。

Seymour Duncan 78 Model Humbucker

セイモアダンカンの78モデルは、謎の多いピックアップでしょう。と言うのは、ダンカンの79年の広告にエディモデルと記載されていたのは、ダンカンのカスタムモデルでした。やはり、77年に1stアルバムのレコーディングした時は、マイティマイトピックアップで、そのレプリカモデルがダンカンのカスタムだった。そしてその後、78年の始めにP.A.F.をリワンウドし1stツアー、そして2ndアルバムをレコーディング。そのリワウンドしたピックアップをレプリカしたのが、78モデルと考えるのが妥当でしょうか。

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多くのブラウンサウンド系ピックアップの基本となった約9kΩとオーバーワウンドされています。ネット情報ですと2つのコイルはほぼ同数に巻かれたシンメトリーワウンドとのことです。比較的近いピックアップとしてパーリーゲイツがあげられますが、78モデルはもう少しパワフルで59っぽいバイト感があるように思いました。ダンカンのヴィンテージ系ピックアップは、ブティック系P.A.F.レプリカに比べるとパワフルでゴツゴツした印象なんですが、このピックアップも同様な傾向でダンカン色があると思います。ヴィンテージ感はあまり感じませんが、ブラウンサウンド感は強いでしょう。マニア的には、マグネットをアンティクイティのような磁力の弱いタイプにした方が、より雰囲気が増すように思いますが、普段ダンカンを愛用している人には使い勝手が良いですし、この選択の方がビジネス的には正解でしょう。

個人的には、ダンカンのピックアップは抜けが悪くレスポンスが悪いように感じあまり好きではなく、弾いた印象は正直いまひとつなのですが、録音を聴くとかなり本物に近いように感じました。ブラウンサウンドを目指すとしたらとてもとても良いピックアップだと思います。いろいろ周り道するより、素直に最初にこれを買うのが賢明に思いますが、ブティック系P.A.F.レプリカにはそれでしか得られない世界もあり、その沼にハマるのもまた楽しいでしょう。

Other EVH Guitars

EVHの有名なギター以外も見てみましょう。 

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 1stツアー時と思われるこのエクスプローラタイプですが、テレキャスのプレートが付いているので、これを改造してドラゴンギターになったのでは無いでしょうか。ちなみにネックは、21フレットのドットマークが無いダンエレククトラタイプのネックです。

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 確かにドラゴンは、エクスプローラっぽいボディシェイプです。ネックは、白いスターに移植されています。無塗装のギターは、フロイドローズ用に音が太くなるようにボディを厚くしたんだったと思います。マホガニーでしたっけ?

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 スターは、その後ペイントされています。

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 裏面の画像ってあまり無いんですよね。

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ボディが、通常のストラトより厚いように見えませんか? 恐らく、無塗装だったボディの厚いストラトモデルをペイントしたのが、サークルモデルと思われます。

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裏面からSEE-YAとも呼ばれています。UncahinedのMVでも使っていたんでUncahinedとも呼ばれたりしますね。

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もう一本、無塗装のギターが登場します。こちらもボディが厚いように見えます。厚めのローズ指板のネックは、フランケンでも一時使っていたように思います。

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こちらは、ネックポケットの文字からRudeと呼ばれています。

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 一番右にRudeが有りますが、ネックがダンエレクトロを改造したものになっています。このネックも一時的にフランケンで使用されますね。

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サークルは、この後、消息不明になってしまうので、ラスタにリペイントされたとする説もあるようです。

Magnetic Force

いくつかピックアップを試してみると、ピックアップの出力は、直流抵抗値というよりは磁力の方の影響が大きいように思います。一般的には、市販のガウスメーターで磁束密度を計測するのですが、もっと手軽な方法がないかと考えました。

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ピックアップのポールピースにドライバーを触れてみると、ピックアップによって吸い付く力が違いま、ドライバーでピックアップを持ち上げられたり、持ち上げられなかったします。

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この方法だと、持ち上がれるか持ち上がらないかの2通りしかありませんので、もう少し正確に図ろうと思い、スチール製の蓋付きの缶を用意しました。

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方法としては、少しづつ水を増やした缶をピックアップでどこまで持ち上げられるか試します。ビンテージ系のピックアップですと100gでも持ち上げられませんでした。EVH(DUNCAN)のFRANKENSTEINで約180g、EVH(FENDER)のWOLFGANGで約200gでした。ビンテージ系の2倍程度と思ったよりパワーがある結果でした。

Al Estrada

最近、気になるギタリストです。

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サーのSL68のデモです。SL68はマーシャルのSUPER LEADの68年製をモデルにしているアンプですが、ブラウンサウンドを目指しているんだと思います。ギターのテクニックは素晴らしいですが、初期のブラウンサウンドとは方向性が違うと思うんですよね。一般的には、ブラウンサウンドはハイゲインのフルチューブアンプと思われているようですが、フルチューブでハイゲインにするとどうもニュアンスが違んですよねサーに限ったことでは無いんですが。デモでは、ハーモニクスがキュイン、キュインしているんですが、デイブ時代のエディのハーモニクスってそれほどきつく無くて、アンプはそれほどハイゲインじゃないと思うんですよね。

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サーのエクリプスのデモでも素晴らしいプレイが見れます。ギターはサーですが、ピックアップはディマジオのPAFだそうです。このくらいゲインが高いとピックアップの違いはあまり分からないすね。ブラウンサウンド系ペダルとか、プレキシ系の歪ペダルって気になるんですが、どうもこの手のキュイン、キュインしたタイプが多くて、個人的に?なんですよね。

Early EVH guitars

デビュー前の使用ギターを確認してみましょう。

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後にシャークとなるアイバニーズ製のエクスプローラのコピーモデルです。もともとは、ナチェラルのようです。

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その後、ホワイトにリフィニッシュします。ヘッドもネック裏も塗装しているようです。ピックアップは、オリジナルのようです。ノブは、ストラト用のように見えます。

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珍しくレスポールです。色は黒でしょうか。ラージヘッドに見えるので70年製のように思えます。ひょっとするとミニハムバッカーかも?

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こちらは、ゴールドトップにP90です。69年製だと思われます。ブリッジ側は、ハムバッカーに改造しているようです。

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こちらは、レスポールジュニアのダブルカッタウェイ。P90なんでしょうか?

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同じくレスポールジュニアですが、シングルカッタウェイです。確か、ハムバッカーに改造していたような。ギブソンのギターが多いですね。